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人のセックスを笑うな - 365日映画生活坊主

人のセックスを笑うな

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人のセックスを笑うなレビュー





どうも、評価が分かれているようだけど、個人的には何度も繰り返し見たくなるような映画的な刺激に満ちた快作。すっとぼけていながら、独特のムードと類まれなユーモアを持ち、観終わった後の浮遊感と心地良さは格別だ。
とにかく、ミディアム・ショットで被写体を凝視する長廻しの、切なさと艶めかしさとリアル感が凄い。永作博美によれば、監督はシーンの撮影が終わった後も、「カット」の声を掛けずにフィルムを廻し続けたと言う。カメラを固定し、即興で演出(演じ)続けたと見間違う、役者たちの生理的なリズムに任せたような感覚。例えば、ひとり部屋で「Angel」を聴きながら自堕落に服を脱ぎ椅子に腰掛ける永作であったり、リトグラフ刷りを黙々と続ける永作と松山ケンイチであったり、あるいは松山に1枚ずつ服を脱がせていく永作や、ベットインをした後ビニルのエアマットを膨らませる事に興じるふたり、ラブホテルのベット上での何度も何度も繰り返される蒼井優のジャンプに、ラストの校舎の屋上シーンまで、そのワンショット、ワンショットのインパクトの強さと面白さはどうだ!!
どうにも好きになってしまった人を忘れられない、あるいは思慕を抱く人に想いが届かない心の揺れ動きを、映像のリズムで見せ切ってしまった事に感心する。
主演3人の見事なコラボ、中でも永作の、「腑抜けども」とはまるで違う役柄だが、相変わらずの圧倒的存在感が良い。


出演している俳優陣が好きな方ばかりだったので観ました。それでも途中かなり退屈に感じたくらいなので、特に好きな俳優が居ないという方が観るのは少々辛いかも知れません。レンタルで充分です。
ユリとみるめとえんちゃんの関係をずっと映し出している訳ですが、最後の最後で堂本に持って行かれました。みんな報われないのに、切なくなるどころか、寧ろ温かい気持ちになるのは何故なのでしょうか。


原作を読んで、山崎ナオコーラさんの文章のなんとも言えない空気感がおもしろかったし、映画の主演は大ファンの永作さんだしということで、公開終了ギリギリのところで無理矢理時間をつくり見にいきました。おそらく、今年度公開の映画の中で一番楽しみだった本作。

あーーーおもしろかった!です。
大人の女、ほとんどスッピンで色気の無い下着を身につけた、アホ毛のたった30後半女の永作さん演じるユリ。(永作さんのスッピンは神々しいです)
同年代の女の子から好かれている朴訥な優しさをもった不器用な青年、松山君演じる19歳のみるめ。(松山ケンイチ君かっこよすぎです・・・)
この二人のシーンのなまめかしさは、本当にどきどきします。変なAVとかより、ずっと、色っぽいし、観客を思わずはにかませてしまう何かがあります。特にユリがみるめにヌードモデルを頼むところなどもう・・・。
原作もそうですけど、題名の割に、何かすごいエロシーンがあるわけじゃないんですよ。そんな刺激的な映画じゃない。淡々と日常が流れ出しているような映画です。耳元でそっとやさいいメロディを流し続けているような映画です。それで、確かにシーンが冗長なところはありましたが、日常ってそんなもんでしょう?くだらない間の繰り返しです。

なんか、すごくこう、恋をしたくさせます。
頬が熱くなって、体の温度が上がります。テンションも上がります。

甘酸っぱいフルーツを頬張ったような、すごくキュンとなる可愛い映画。是非見てみてください。


実のところ、私もこの映画のかったるさについて行けず、
最初の10分も見ていられなかった。 ところがである。

一度もうやーめたと思い、ソフトを「ノーカントリー」に
変更したが、今度は殺伐としたバイオレンスに耐えられず、
「人のセックス」に戻り、またダラダラ映像に飽きたので
「ノーカン」に、と行きつ戻りつしながら、結局完食した。

後半はだんだんと、この井口監督の長廻しにも慣れてきて、
永作博美が歌いながら自転車をドンドン漕いで行くシーンや
蒼井優がラブホテルのベッドでジャンプを繰り返すシーン等、
ここまでやるか!というシーンを楽しむことができたのである。

この監督は、劇場映画だけの時代は、きっと大成しなかった
であろうが、DVD時代は新しい評価軸を切り拓くかも知れない。



犬猫・劇場版でも窺えたこの監督の欠点が一気に顕在化してしまいましたね。映像センスと感性はとても素晴らしいものがある方だと思うのですが、それに頼りすぎで映画になっていないと思いました。とにかくたるい展開です。中盤で睡魔と戦いながらとりあえずは最後まで見ましたが…
御本人にも問題があると思いますがプロデューサーの責任が大きいです。脚本と編集、この二つのパートだけでも熟練のプロに任せれば井口監督の感性も際立ったと思います。プロとして映画監督を続けるのなら今一度助監督などをして修行すべきと思います。親しい山田宏一先生ももっと厳しいアドバイスを。
きついこと書きましたが8ミリ版犬猫を愛する者からのエールだと思ってください。

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